ポンドドルは戻り売り優勢 英中銀は否定も市場の利下げ期待は根強い=NY為替
きょうのポンドドルは戻り売りが優勢となっており、1.26ドル台前半まで下落している。対ユーロでもポンドは下落しており、きょうはポンド自体も軟調な動きをしているといって良い。ただ、英中銀は市場の利下げ期待を完全に否定している。きょうはブロードベント英中銀副総裁の発言が伝わっていたが、「利下げには賃金上昇率の鈍化が明確になる必要がある」と述べていた。
先週の英中銀金融政策委員会(MPC)では、予想通りではあったものの、利上げを主張する委員が3名いるなど、FRBはもちろんECBよりもタカ派な印象が強かった。賃金上昇率は鈍化しているとはいえ、まだ7%台の伸びを記録しており、英中銀が安心感を抱けるような水準ではない。また、今週は消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているが、鈍化傾向が続くことは予想されているものの、英中銀が注目しているサービス・インフレはまだ6%台で推移している。今週のサービス・インフレの予想は6.6%となっている状況。
ただ、短期金融市場では6月の利下げを完全に織り込んでいるほか、5月の可能性も高い確率で織り込んでいる状況ではある。それでもFRBやECBよりは後と見られている。
GBP/USD 1.2638 GBP/JPY 180.72 EUR/GBP 0.8642
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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