ドル円は147円台前半での推移、豪ドルはしっかり=東京為替概況
ドル円は147円台前半での推移、豪ドルはしっかり=東京為替概況
昨日のNY市場で米JOLTS求人件数の弱さもあって。146円50銭台まで一時下げたドル円は、その後147円30銭台まで回復したあと、少し値を落として東京朝を迎えた。
朝方に今日の安値となる147円05銭を付けたが、その後はドル買い円売りがやや優勢となった。日経平均の大きな上昇、香港ハンセン指数の大幅高にみられるアジア株の上昇などがリスク選好の円売りを誘った。
ドル円は147円40銭前後までと、昨日NY市場の高値を更新。米10年債利回りの4.16%台から4.19%台への上昇も支えとなった。もっとも147円台半ば手前の売りが重く、147円10銭台を付けている。
ユーロドルは昨日NY市場で1.0770台まで一時売りが出た。1.0790前後へ戻して迎えた東京市場は狭いレンジでのもみ合いに終始した。
ユーロ円はドル円の買い戻しに一時158円台を回復。もっとも上値トライは続かなかった。
豪ドルは朝の第3四半期GDPが前年比で予想を上回ったことなどを好感して買いが出ており、朝の0.6550前後から0.6600に迫る動きを見せた。対円では株高を受けたリスク選好の円売りもあって96円30銭台から97円18銭まで上昇。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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