データドッグが決算受け大幅高 通期の見通しを上方修正＝米国株個別

（NY時間12:03）
データドッグ＜DDOG＞　103.05（+23.50　+29.54%）

　監視・分析プラットフォームを手掛けるデータドッグ＜DDOG＞が大幅高。取引開始前に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、予想を上回る見通しを示したほか、通期の１株利益および売上高の見通しを上方修正している。

　アナリストからも高評価が聞こえており、「この好調な報告書とガイダンスはアプリケーションとインフラ監視プラットフォームの重要な性質に鑑みて、長期的な需要機会を支援する」と述べた。

（７－９月・第３四半期）
・1株利益（調整後）：0.45ドル（予想：0.34ドル）
・売上高：5.47億ドル（予想：5.23億ドル）
・粗利益率（調整後）：82％（予想：80.4％）

（１０－１２月・第４四半期見通し）
・1株利益（調整後）：0.42～0.44ドル（予想：0.35ドル）
・売上高：5.64～5.68億ドル（予想：5.44億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：1.52～1.54ドル（従来：1.30～1.34ドル）（予想：1.33ドル）
・売上高：21.0～21.1億ドル（従来：20.5～20.6億ドル）（予想：20.6億ドル）

【企業概要】
　米国内外の開発者・IT運用チーム・ビジネスユーザー向けに、クラウドベースの監視・分析プラットフォームを提供する。アプリケーションのパフォーマンスの監視・顧客のリアルタイムの監視可能性のためのログ管理の統合及び自動化などを行う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美