ドル円は149円台後半推移=東京為替概況
ドル円は149円台後半推移=東京為替概況
ドル円は昨日米10年債利回りが節目の5.00%超えを付けた後、4.82%台まで低下したことを受けてドル売りとなり149円56銭を付けた。その流れを受けて149円60銭台でスタートした東京市場は、朝方米債利回りが4.87%台まで上昇したことなどを材料に149円79銭まで上昇。もっとも上値は重く、朝プラス圏でスタートもすぐにマイナスに転じて売りが強まった日経平均などの動きを受けた円買いと、米債利回りが再び低下を見せたことでのドル売りから149円50銭前後を付けている。149円台前半での売りに慎重姿勢が見られ、その後は少し戻してもみ合った。
ユーロドルは1.06台後半の22ポイントレンジ。昨日は米債利回りが上昇一服となった局面でユーロ買いとなり、1.0670台まで上昇した。
ユーロ円はドル円の底堅さとユーロドルの堅調な動きを受けて159円92銭を付けた。160円に迫る動きとなっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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