アジア株 上海株はやや下げ縮小 中国政府による株価下支えを期待 弱い物価統計は想定内で相場への影響は限定的
アジア株 上海株はやや下げ縮小 中国政府による株価下支えを期待 弱い物価統計は想定内で相場への影響は限定的
東京時間11:13現在
香港ハンセン指数 17961.76(-276.45 -1.52%)
中国上海総合指数 3090.99(-16.85 -0.52%)
台湾加権指数 16795.88(-30.03 -0.18%)
韓国総合株価指数 2463.29(-16.53 -0.67%)
豪ASX200指数 7071.70(-19.28 -0.27%)
アジア株は総じて下落。9月の米消費者物価指数の伸びが思っていたほど鈍化しなかったことから、追加利上げ観測が高まっている。ただ、中国政府系ファンドによる株価下支えは引き続き材料視されている。
中国政府系ファンド「国家隊」の中央匯金投資は中国4大国有銀行株を買い増ししており、今後6カ月以内にさらに買い増しを続ける方針を示した。中国証券報は、これにより中国A株企業の株主が持ち株比率を高めると予想すると掲載。8月以降、数百社の上場企業が自社株買いを増やし、大株主は保有株を減らさないことを約束している。年金基金や社会保障基金は市場の安定と活性化のために積極的な役割を果たす必要があると指摘した。また、中国政府は株式市場の下支えで新たな安定化基金設立を検討しているとブルームバーグが報じており、上海株は下げ幅をやや縮小している。
きょう発表された中国9月の消費者物価指数は前年比横ばいだった。生産者物価指数は12カ月連続でマイナス。ただ、3カ月連続で前回から下落ペースが鈍化している。弱い物価統計を受け中国景気停滞が懸念されるものの、もはや想定内で株価への影響は限定的。
香港市場ではバイドゥや美団、アリババなどハイテク関連が総じて下落。恒基兆業地産や新世界発展、龍湖集団など不動産株も下落している。
電子商取引大手のJDドットコムは7.9%安、上場来安値をつけている。
マッコーリーとモルガンスタンレーが同社の投資判断を引き下げた。モルスタはマクロ経済の軟調さが同社第3四半期の売上と利益を引き続き圧迫すると予想、第4四半期の見通しも引き続き弱いと指摘した。大和とシティは第3四半期の売上高予想を引き下げた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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