米経済の底堅さがドルを支える可能性 原油高はワイルドカードとして意識=NY為替
米経済の底堅さと高金利の長期間の継続の見通しが、上昇を続けるドルを支える可能性があるとの見方が出ている。今週は各国中銀の金融政策会合が目白押しで、金利や金融政策の方向性に関する決定が待ち望まれている。明日のFOMCではインフレに対するFRBの姿勢が注目され、ドルの方向性に影響を与えそうだ。
金利については据え置きが確実視されているが、注目はFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)や経済見通しで、それがタカ派な雰囲気を強めるかに注目しているようだ。ただし、足元の原油高のリスクがどう波及するかはワイルドカードとして意識される
ドル円は147円台後半、ユーロドルは1.06ドル台後半での推移となっている。
USD/JPY 147.81 EUR/USD 1.0689 GBP/USD 1.2393
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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