東京株式(寄り付き)=反落、米株安と原油市況高騰を嫌気
13日の東京株式市場はやや売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比34円安の3万2742円と反落。
前日の米国株市場では原油市況の高騰を背景にインフレ警戒感や企業業績への影響が懸念され、ハイテクセクターを中心に売りが優勢だった。NYダウが小幅ながらマイナス圏で引けたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指は1%あまりの下げでNYダウの下落率を上回った。東京市場では前日に日経平均がほぼ高値引けで300円あまり水準を切り上げたが、きょうは米ハイテク株安や原油高を受けて買い手控え感が強い。外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることは輸出セクターの株価下支え材料となるが、日本時間今晩に発表が予定される8月の米消費者物価指数(CPI)を前に上値の重い地合いとなりそうだ。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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