続伸、ロシアが輸出削減でOPECプラスと合意と伝わる=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=83.63(+2.00 +2.45%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。 米エネルギー情報局(EIA)が発表する週報で原油在庫は減少を続けており、供給不足が統計的に示されているなか、ロシアが10月も輸出を削減することで石油輸出国機構(OPEC)プラスと合意したとブルームバーグが伝えたことが買い手がかりとなった。最近のロシアは自主的に輸出を抑制しており、9月は日量30万バレルの供給を削減した。ロシアのノバク副首相は、海外市場への供給削減について来週発表すると述べている。
時間外取引から10月限は堅調。通常取引開始後に上げ幅を縮小する場面はあったが、買いの勢いは衰えず、終盤にかけては83.69ドルまで一段高となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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