【これからの見通し】ドル高・円安の動向を注視、指標は米貿易収支、米金融当局者発言も
【これからの見通し】ドル高・円安の動向を注視、指標は米貿易収支、米金融当局者発言も
東京市場は円売りが優勢だった。朝方に発表された日本の実質賃金が15カ月連続のマイナスだったことが、日銀緩和継続への思惑につながっていた。ただ、円安相場の持続性についてはリスクもありそうだ。
東京午前中に格付け会社ムーディーズがUSバンコープ、BNYメロン、ステートストリート含む米銀6行を格下げする方向で検討と報じられている。中小銀行10行については格下げされた。金融不安の再燃を想起させるニュースに、海外勢がどのように反応するのか。不透明感は高そうだ。リスク回避的なドル高や円高が前面に押し出される可能性も。
先ほど発表された7月ドイツ消費者物価指数・確報値は速報値と同水準と変化はみられず。ただ、前年比+6.2%、EU基準前年比+6.5%など今週10日の米消費者物価指数の前年比予想値の+3.3%と比較すると依然高水準だ。ユーロ買い反応がみられている点にも注目したい。ロンドン序盤には、ECB消費者期待調査の結果が発表される。
この後の海外市場で発表される経済指標は、米貿易収支(6月)、カナダ国際商品貿易(6月)、米卸売在庫(確報値)(6月)など。米貿易収支は650億ドル程度の赤字と予想されており、前回の690億ドルから赤字幅が縮小する見込み。
発言イベント関連では、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が経済見通しについて講演、バーキン・リッチモンド連銀総裁がイベント「景気後退再来」で講演を行う。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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