米陸軍、マイクロソフトの戦闘用ゴーグルの集中的な兵士テストを行う予定=米国株個別
マイクロソフト<MSFT>の「ホロ・レンズ」をベースにした新しい戦闘用ゴーグルについて、7月31日までに改良版を納入し、米陸軍が2025年までに配備するか、中止するかを決定するための集中的な兵士テストを行う予定と伝わった。米陸軍が発表した。
最初のプロトタイプ「IVAS1.2ゴーグル」20個が8月下旬に兵士の2つの分隊によって試験され、信頼性の向上、低照度性能、そして、以前のバージョンが中止になった要因の吐き気やめまいを繰り返すことなく兵士にどれだけフィットするかをチェックする。
米陸軍は今回の試験の初期評価で、エンジニアリングの取り組みが予定通りであり、設計目標を満たしていることを確認するために、システムの性能を測定すると述べた。最初の評価が成功すれば、米陸軍は来年7-9月にかけて、2回目の兵士評価のための追加装置を製造する契約を結ぶ。更にそこで成功すれば、2025年4-6月にかけて、本格的な戦闘運用テストが行われ、数カ月以内にゴーグルが戦闘部隊に配備されるかどうかが決まる。
軍用バージョンの配備が決定すれば、議会が保留している数十億ドルの調達資金が開放される。10年間で全てのオプションが行使された場合、米陸軍は12万1000台のデバイス、予備品、サポートサービスに219億ドルの支出を見込んでいる。
(NY時間14:21)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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