AT&Tが反発 有毒鉛で被覆されたケーブルは全体の10%未満=米国株個別
AT&T<T>が反発。前日は買い戻しが強まっていたものの途中から失速し、下げて終えていた。ただ、きょうは買い戻しが先行している。有毒な鉛に覆われたケーブル網を全米に残した問題で、鉛で被覆されたケーブルが使われているのは全体の10%未満であると発表したことが買い手掛かり。同業のベライゾン<VZ>も上昇している。
同社は、鉛で被覆されたケーブルは約200万マイルのケーブル・ネットワークのごく一部であるとしている。カリフォルニア州東部地区の連邦地裁に提出された書類によると、そのうちの約3分の2は、埋設または電線管であり、次いで電柱上の空中線、そして、水中を走るごく一部だという。
アナリストからは「同社は説得力のある回答をした。株価への影響は行き過ぎだ」などといった見解も出ている。
(NY時間09:57)
AT&T<T> 14.37(+0.92 +6.83%)
ベライゾン<VZ> 33.80(+1.53 +4.73%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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