ソーファイが下落 モラトリアム終了でも貸出機会は予想よりも小さいとの指摘=米国株個別
学生ローンのソーファイ・テクノロジーズ<SOFI>が下落。モラトリアム終了に伴う学生ローンの返済再開による同社の貸出機会は予想よりも小さいとアナリストが指摘した。新たに設けられた12カ月間の猶予期間は、借り換え需要に逆風となる可能性があるとも述べている。また、信用損失の増加は将来の収益成長にもリスクをもたらす可能性があるとも指摘している。
米最高裁が学生ローンの一部返済免除について無効との判断を示したことでバイデン政権は、支払いが滞っても債務不履行や信用低下を避けることができる12カ月間の猶予期間を設定すると発表した。
同アナリストは目標株価を従来の6.50ドルから7.00ドルに引き上げているが、それでも前日終値から24%低い水準。投資判断は「売り」。
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(NY時間10:02)
ソーファイ<SOFI> 8.95(-0.25 -2.72%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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