アコレードが決算受け大幅高 黒字化への道筋に引き続き自信=米国株個別
へルスケア関連のソリュ―ジョンを手掛けるアコレード<ACCD>が大幅高。前日引け後に3-5月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAは赤字だったものの予想ほどは膨らまなかった。
ガイダンスも公表し、第2四半期の売上高見通しが予想を上回ったほか、通期の売上高見通しも上方修正している。同社は声明で「黒字化への道筋に引き続き自信を持っている」と述べた。
アナリストは「今回の決算を黒字化への道筋を示す堅実な取り組みの証明と見ており、全体的に明るいトーンだった」と指摘している。「期待値は比較的控えめで、株価はこの決算に好意的に反応すると期待している」とも語った。
(3-5月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.33ドル(予想:-0.38ドル)
・売上高:9320万ドル(予想:9030万ドル)
・粗利益率(調整後):43.5%(予想:44.0%)
・EBITDA(調整後):-1260万ドル(予想:-1640万ドル)
(6-8月・第2四半期見通し)
・売上高:9300~9500万ドル(予想:9300万ドル)
・EBITDA(調整後):-1100~-1400万ドル(予想:-1440万ドル)
(通期見通し)
・売上高:4.10~4.14億ドル(従来:約4.10億ドル)(予想:4.10億ドル)
・EBITDA(調整後):-600~-1200万ドル(従来:-800~-1600万ドル)(予想:-1300万ドル)
【企業概要】
主に雇用主向けに、従業員とその家族の健康・医療・福利厚生のニーズに応えるための、個別のテクノロジー対応ソリューションを提供する。クラウドベースのインテリジェントテクノロジーと、ヘルスアシスタントや臨床医のサポートを組み合わせたプラットフォームは、健康状態の改善とコスト削減を支援する。
(NY時間09:55)
アコレード<ACCD> 13.68(+1.04 +8.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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