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米雇用統計待ちで模様眺め、欧州株高などリスク動向は良好 ドル円138円台後半=ロンドン為替概況

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米雇用統計待ちで模様眺め、欧州株高などリスク動向は良好 ドル円138円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、米雇用統計発表待ちで模様眺めとなっている。昨日の海外市場ではドル売りが強まり、きょうはその水準を踏襲しての揉み合いとなっている。今週は複数の米FRB高官が6月FOMCでの利上げ一時休止を支持しており、短期金融市場では据え置きを織り込む動きが優勢になっている。また、懸案となっていた米債務上限問題についても上下院で法案が通過しており、デフォルトの危機は去っている。株式市場にとっては好材料が相次いでおり、欧州株や米株先物・時間外取引は堅調に推移している。利上げ観測が再燃している豪ドルが小幅に高値を伸ばしたほかは、ドル円は138円台後半、ユーロドルは1.07台後半、ポンドドルは1.25台前半など前日からのドル安圏で揉み合っている。クロス円は東京市場でやや買われたあと、ロンドン時間には高止まり状態となっており、取引動意は薄い。

 ドル円は138円台後半での取引。前日海外市場で139円台後半から138円台後半へと下落したあとは、138円台後半から139円台乗せでの小動きとなっている。ロンドン序盤には139.11近辺まで一時買われたが、すぐに138円台後半に戻している。欧州株は堅調に推移しているが、米債利回りとともに目立った反応は示していない。

 ユーロドルは1.07台後半での取引。前日海外市場で1.06台後半から1.07台後半へと買われたあとは、高止まり状態となっている。東京午後に1.0779近辺まで小幅に高値を伸ばしたあとは1.0760近辺までの下げにとどまっており、小動き。ユーロ円は149.71近辺に高値を小幅に伸ばした後、149.40付近までの調整売りにとどまり、前日からの高値圏で揉み合っている。対ポンドも特段の方向性を示していない。バスレ・スロベニア中銀総裁とマクルーフ・アイルランド中銀総裁は追加利上げの必要性を指摘したが、パネッタECB理事は利上げよりも金利水準は長期的に高止まりさせる議論に移行すると指摘した。

 ポンドドルは1.25台前半での取引。東京昼頃につけた1.2545近辺を高値にその後は1.2520台までの下押しにとどまっている。前日からの高値圏での揉み合いとなっている。ポンド円はロンドン序盤に高値を174.20台へと小幅に伸ばしたあとは174円を挟んだ揉み合いに落ち着いている。ユーロポンドは0.8580台から0.86手前水準での揉み合い。きょうは英欧ともに主要経済統計発表がなく、全般に米雇用統計待ちのムードとなっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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