ドル円、クロス円買い戻し続く=NY為替午後
日本時間午前3時17分現在のドル円は1ドル=130.82円。ロンドン市場で見られたリスク警戒の動きが落ち着き、ドル円は130円90銭台まで上昇し,東京朝の水準に並んだ。
寄り付き後すぐに300ドル安を付けたダウ平均がプラスに転じ、米株全体へのリスク懸念後退につながった。
米国市場朝方は売りが目立っていた金融株にも買い戻しの動きが広がっている。
クロス円も軒並みの円安。ロンドン市場で対ドル、対円でのユーロ売りが進み、139円台半ば割れを付けたユーロ円は、下げ分を解消して140円台後半推移となっている。
スイス金融機関への懸念などもあってロンドン市場で急落したユーロドルは、やや買い戻しの動きも、下げ分に比べると動きが落ち着いていて、ユーロ安基調が継続しているという印象につながっている。
米当局の積極的な対応姿勢などを好感したことに加え、週末を前に行き過ぎたポジションの整理などが見られた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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