【これからの見通し】米金融不安はひとまず落ち着く、きょうは米PPI、小売売上高などの発表
【これからの見通し】米金融不安はひとまず落ち着く、きょうは米PPI、小売売上高などの発表
昨日の海外市場では米欧株が反発した。一連の米銀の破綻のあと、次に不安視されていた米ファースト・リパブリック銀行株が反発、ようやく下げ止まったことが市場に安心感を与えた。また、米消費者物価指数がイベントリスクとなっていたが、前年比やコア前年比が予想通りの伸び鈍化となり、比較的落ち着いた市場反応がみられていた。
このところの米利上げ観測については、25bp利上げから50bp利上げへ、そして金融不安で一部に据え置き予想がでるなど目まぐるしい変化がみられた。足元では25bp利上げの織り込みが約8割となり市場のコンセンサスとなりそうな状況だ。米雇用統計や米消費者物価指数といった2大注目イベントを通過したことで、ほぼ市場の見方は固まったといえそうだ。
きょうは、引き続き米金融不安が落ち着いているのかどうかを注視しながら、一連の米経済統計の発表待ちとなる。
この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏鉱工業生産指数(1月)、カナダ住宅着工件数(2月)、米ニューヨーク連銀製造業景気指数(3月)、米小売売上高(2月)、米生産者物価指数(PPI)(2月)、米企業在庫(1月)、米NAHB住宅市場指数(3月)、対米証券投資(1月)などが予定されている。米PPI は昨日のCPIと同様に前回から伸びが鈍化する見込みとなっている。米小売売上高は伸び悩む予想となっている。
発言イベント関連では、ハント英財務相が春季予算案を発表する。インフレ抑制のための施策が発表される見込み。また、米週間石油在庫統計が発表される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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