ボーイングが3日続伸 サウジとの大型契約を正式に発表=米国株個別
ボーイング<BA>が3日続伸し、ダウ平均をサポートしている。取引開始前にサウジからの大型受注を正式に発表した。サウジはサルマン皇太子が同国の国営航空会社を活性化させ、さらに新たに国際航空会社を立ち上げ、エミレーツ航空やカタール航空に対抗する。それにあたって、同社の787ドリームライナーを計78機を購入する契約を締結した。
リヤド航空と呼ばれる新会社が787-9を39機購入し、さらに33機の追加購入オプションが付いている。国営航空会社も787を39機購入し、10機の追加購入オプションが付いている。このジェット機にはGE<GE>のエンジンが搭載される予定。
ホワイトハウスは今回の契約額を約370億ドルとしているが、大口顧客は通常大幅な割引を受ける。
サウジの政府系ファンドが所有するリヤド航空は日曜日に正式に発表され、UAEのエティハド航空で社長を務めたダグラス氏が経営の舵取りを行う。リヤド航空は2030年までに世界の100以上の都市を結ぶことを目指している。
(NY時間10:54)
ボーイング<BA> 210.87(+7.50 +3.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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