ドル円は落ち着いた動き=東京為替概況
ドル円は落ち着いた動き=東京為替概況
昨日の海外市場で136円90銭台まで上値を伸ばした後、1円以上下げて135円70銭台を付け、その後136円台を回復して迎えた1日の東京市場。
午前中はNY夕方からのドル高基調が続く形で136円47銭を付けたが、その後は上値が抑えられ136円台前半推移が続いた。
昨日の動きで節目の137円手前のドル売りが意識されており、上値追いに慎重姿勢が見られた。
もっともその後の押し目は限定的で地合いは堅調。
昨日のドル安局面で1.0650近くまで上昇したユーロドルは、その後ドル円同様にドル安からのドルの反発に1.05台後半で東京朝を迎え、東京市場は1.05台後半での推移が続いた。
その他目立ったところでは豪ドルの振幅。9時半の豪第4四半期GDPが弱く出たことでいったん売りが出たが、その後買い戻された。主要輸出先である中国のPMIが10年ぶりの高水準となり、豪ドルの買い戻しを誘った。
中国PMIの好結果を受けて人民元買いも目立ち、ドル人民元は昨日の海外市場で下値を支えた6.93を朝方割り込み、その後もドル安元高の流れが続いて6.9030前後を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。