エレクトロニック・アーツが決算受け時間外で7%下落=米国株個別
ゲーム開発のエレクトロニック・アーツ<EA>が引け後に10-12月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を下回ったほか、重要な指標であるブッキングも予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを全般的に下方修正している。ホリデーシーズンのリリースがゲーム全体の収益の落ち込みを相殺できなかった。
同社はまた最大のフランチャイズの1つである「スターウォーズ・ジェダイ:サバイバー』の発売を従来の3月17日から4月28日に延期すると発表。品質を高め、チームに必要な時間を提供し、ファンが求めるレベルの洗練を実現するためだとしている。また、人気の高い「エイペックス・レジェンド」と「バトルフィールド」のモバイル版の開発の中止も発表した。
決算を受け株価は時間外で7%下落。
(10-12月・第3四半期)
・ブッキング:23.4億ドル(予想:24.4億ドル)
・1株利益(調整後):2.80ドル(予想:3.05ドル)
・営業キャッシュフロー:11.2億ドル(予想:12.4億ドル)
(通期見通し)
・ブッキング:70.7~71.7億ドル(従来:76.5~78.5億ドル)(予想:77.8億ドル)
・1株利益(調整後):5.90~6.10ドル(従来:6.95~7.25ドル)(予想:7.16ドル)
・営業キャッシュフロー:14.0~14.5億ドル(従来:16.0~16.5億ドル)(予想:17.9億ドル)
(NY時間17:20)時間外
エレクトロニック・アーツ<EA> 118.56(-10.12 -7.86%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。