ディズニーが下落 アバターの北米興行収入が予想下回る=米国株個別
ディズニー<DIS>が商いを伴って下落。今年最も期待が高い映画と見られている「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の公開直後の週末の北米映画興行収入が1億3400万ドルと予想を下回った。
予想では1億4500万ー1億7900万ドルを見込んでいた。同社も興行収入見通しを1億3000万ドル強と、これまでの1億5000万ドル余りから下方修正している。
ディズニーの発表によると、海外では3億100万ドルの収入を稼いだ。うち中国は約5700万ドルで、感染再拡大が観客動員の重しになったようだ。ディズニーは中国では5000万-1億ドルを予想していた。
今回の結果にAMC<AMC>、アイマックス<IMAX>など映画館関連株も連れ安となっている。
製作費はウェイ・オブ・ウォーターだけで3億5000万ドルを超えるとも言われており、投資回収が厳しくなるかもしれないとの不安も広がっている。
(NY時間13:25)
ディズニー<DIS> 87.01(-3.07 -3.41%)
AMC<AMC> 4.98(-0.33 -6.23%)
アイマックス<IMAX> 14.14(-0.57 -3.87%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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