続伸、キーストーン・パイプラインは依然停止中=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=77.28(+1.89 +2.50%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.87~1.89ドル高。その他の限月は0.24ドル安~1.75ドル高。
カナダから米国へ原油を供給するキーストーン・パイプラインが引き続き停止していることが引き続き相場を押し上げている。悪天候もあって、流出した原油の回収作業が難航している模様で、再稼働の時期も不透明。世界的に来年1-3月期にかけて供給過剰が続くと見られているものの、ゼロコロナ政策を続ける中国経済の正常化期待もあって、4-6月期以降は需要が持ち直すと見られていることも支援要因。
時間外取引で1月限は戻り待ちの売りに押されて弱含む場面があったが、じりじりと水準を切り上げ、前日高値を一時上回った。通常取引が始まった後も買い戻しが続き、77.75ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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