円安・ドル安 中国経済再開期待にユーロ圏インフレ鈍化 ドル円一時139円台=ロンドン為替概況

今日の為替 

円安・ドル安 中国経済再開期待にユーロ圏インフレ鈍化 ドル円一時139円台=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、円安・ドル安の動き。ドル円は一時139円台に乗せた。ユーロ円は143円台前半から一時144円台乗せ、ポンド円は165円台半ばから167円手前まで買われた。クロス円の上昇にユーロドルは一時1.0381近辺、ポンドドルは1.2029近辺まで高値を伸ばした。中国の広州市の一部地区でロックダウン措置の解除が報じられており、経済再開への期待が高まっている。香港株が大幅高となった流れを受けて欧州株も堅調に推移、リスク選好ムードが広がっている。また、この日発表された11月ユーロ圏消費者物価指数速報値は前年比+10.0%と前回の+10.6%から予想以上に伸びが鈍化した。インフレピークアウトの兆候として市場に好感された面もあったようだ。ただ、ECBの利上げペース緩和観測にもつながることから、ユーロ相場は対ポンドや対スイスフランなどでは売りに押されている。取引中盤にかけては、パウエルFRB議長の講演待ちでやや円安・ドル安の動きに調整が入っている。

 ドル円は138円台後半での取引。ロンドン早朝に138.33近辺まで軟化したが、その後は堅調な動きとなっている。欧州株の上昇や米債利回りの低下一服とともに買われ、一時139.04近辺に高値を伸ばした。その後は、上昇一服も138円台後半に高止まりしている。

 ユーロドルは1.03台半ばでの取引。1.03台前半から半ばでの揉み合いから上抜けると1.0381近辺まで高値を伸ばした。その後は買いも続かず1.0350台へと戻している。ユーロ円はロンドン早朝に143.17近辺まで下押しされたあとは、上昇の流れに転じている。一時144.10近辺まで高値を伸ばした。足元では143円台後半に上昇一服。対ポンドでは売りが優勢。ユーロ圏消費者物価指数速報値の伸びが予想以上に鈍化したことが重石となっていた。

 ポンドドルは1.20付近での取引。ロンドン早朝に1.1950付近まで下押しされたあとは上昇に転じている。一時1.2029近辺まで本日の高値を伸ばした。その後は1.20台割れ水準と上昇一服。ポンド円は165.50付近で下値を支えられると166.95近辺まで上伸した。その後の調整は166円台半ばまでにとどまっている。ピル英中銀チーフエコノミストは労働市場が極めてタイトな点に警戒感を示していた。2023年下半期には急速にインフレ減速と予想も、今後の複数の会合での利上げ継続を支持していた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

主要通貨レート

\ すぐに取引できるFX会社はここ /
最短即日で口座開設
スマホのイラスト

スマホでカンタン本人確認!

直近24時間の重要経済指標