テスラ、年内に北米のオーナーがFSDのべータ版を利用可能に=米国株個別
北米のテスラ車オーナーが完全自動運転(FSD)のべータ版を年内に利用できるようになる。マスクCEOがツイッターで明らかにした。利用料金は1万5000ドルのまとめ払いか、月額最大199ドルのサブスクリプション。FSDの取得率からすると、対象者は100万人に近くになる可能性もあるという。
FSDのベータ版は、カーナビに入力された目的地までの自律運行を可能にするが、ドライバーは常に警戒し、コントロールできる状態を保つ必要がある。同社は、人間のドライバーよりも安全で、より多くのオーナーを増やすことを目標に、プログラムを頻繁に更新し、性能を向上させてきた。ここ半年ほどは、10万人以上のテスラ車オーナーがプログラムに参加しているが、マスクCEOは、年内には北米でFSDベータ版を購入したすべてのオーナーが利用できるようになると述べている。
同社はまた、中国でのリコールも伝わっているが、株価への影響は限定的。
(NY時間10:00)
テスラ<TSLA> 182.33(-0.87 -0.47%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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