アジア株 香港株は大幅高、中国政府が政策転換か 突如ゼロコロナ緩和に不動産救済策
アジア株 香港株は大幅高、中国政府が政策転換か 突如ゼロコロナ緩和に不動産救済策
東京時間14:07現在
香港ハンセン指数 17788.09(+462.43 +2.67%)
中国上海総合指数 3110.42(+23.13 +0.75%)
台湾加権指数 14178.69(+171.13 +1.22%)
韓国総合株価指数 2483.17(+0.01 +0.00%)
豪ASX200指数 7154.30(-3.65 -0.05%)
インドSENSEX30種 61671.36(-123.68 -0.20%)
アジア株はまちまち。
香港株は大幅続伸、不動産株が大幅高となっている。中国人民銀行と銀行規制当局が、不動産市場の健全な発展を確保するため「広範囲」にわたる救済策を打ち出したとの報道が好感されている。不動産開発会社の碧桂園控股は50%超高騰し、過去最大の日中上昇率を記録している。CG SERVICESは30%超高、龍湖集団は25%高、華潤置地は12%高、中国海外発展は11.7%高、新世界発展は11.3%高。
そのほか、ハイテクや銀行、エネルギー、消費者サービス関連も軒並み上昇している。
中国当局はゼロコロナ政策の見直しについて、緩和ではなく微調整だと指摘しつつも、さらなる規制緩和の可能性は排除しなかった。コロナ政策の変更は、人々のウイルスへの理解とコロナワクチンの研究開発からきていると語った。
当局による突然のゼロコロナ緩和と不動産救済策を受け、中国政府が政策転換し、中国の景気回復に力を入れだしたのではないかとの憶測が広がっている。
ただ一方で感染者は急増している。13日の中国全体の新規感染者数は1万5000人を超えた。首都北京市では400人超と、この1年余りで最多となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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