広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均は続伸 一時500ドル超上昇 IT・ハイテク株も買い=米国株概況

株式 

NY株式24日(NY時間16:20)
ダウ平均   31499.62(+417.06 +1.34%)
S&P500    3797.34(+44.59 +1.19%)
ナスダック   10952.61(+92.89 +0.86%)
CME日経平均先物 27150(大証終比:+190 +0.70%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。一時500ドル超上昇した。序盤からか買いが先行したものの、動きが一巡後はIT・ハイテク株中心に売りが強まり、伸び悩む場面も見られた。しかし、下値では買い戻しの動きが活発化している。近くFRBのタカ派姿勢も緩むのではとの期待も出ているようだ。

 しかし、高インフレ、FRBのタカ派姿勢、そして、リセッション(景気後退)への警戒感には依然として変化はない。そのような中で市場は、今週の大手IT・ハイテク株を始めとした、決算ラッシュに関心が移っている。今週は、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<>、アマゾン、メタが発表を予定。その結果と市場の反応に注目しているようだ。

 市場からは買い戻しを推奨する声も出始めている。「インフレ低下と利下げへの期待に市場が移行するにつれて株価は上昇に転じる可能性がある」といった見方や、「この弱気相場で驚くべきことは、すでに25%も下落しているにもかかわらず、収益がまだ持ちこたえていることだ。失業率は3.5%で、多くの経済指標は依然として拡大傾向にある」といった指摘も聞かれる。

 テスラ<TSLA>が下落。上海工場での増産を受けて中国で自社製品を約5%値下げすると発表した。今年に入ってから導入した値上げを一部解消する。

 アリババ<BABA>や百度(バイドゥ)<BIDU>といった中国株が大幅安。習近平国家主席が総書記に選ばれ、異例の3期目が始まった。最高指導部と、最高指導部を含む政治局委員には、習主席と関係の近い顔ぶれが揃った。市場では中国経済が委縮するのでは警戒している模様。また、この日は第3四半期のGDPをはじめとした中国の経済統計が発表。強弱入り交じった回復を反映する内容となった。

 スターバックス<SBUX>、ナイキ<NKE>、エスティ・ローダー<EL>といった中国市場へのエクスポージャーが比較的高めの企業の株価が軟調。中国の習近平国家主席が総書記に選ばれ、異例の3期目が始まったが、中国をより厳しく管理することで、ゼロコロナのアプローチ継続など、厳しい政策が取られることを懸念している。

 バイオ医薬品のマイオバント・サイエンシズ<MYOV>が上昇。住友化学<4005>が傘下の住友ファーマ<4506>を通じて未保有株の取得を目指しているが、買取条件を従来の1株22.75ドルから27.00ドルに引き上げ最終合意したと発表した。

 エアビー&ビー<ABNB>やブッキング<BKNG>、エクスペディア<EXPE>などのオンライン旅行サイトが下落。アナリストがそれぞれの目標株価を引き下げた。

 油田サービスのシュルンベルジェ<SLB>が商いを伴って上昇。アナリストが目標株価を従来の50ドルから60ドルに引き上げた。先週末は決算を受けて2桁の上昇を見せていたが、それでもマルチプルは歴史的水準を下回って推移しているという。

マイオバント<MYOV> 26.79(+2.25 +9.17%)
ナイキ<NKE> 88.01(-0.49 -0.55%)
スターバックス<SBUX> 83.76(-4.85 -5.47%)
エスティローダー<EL> 196.79(-5.01 -2.48%)
エアビー&ビー<ABNB> 116.39(-3.56 -2.97%)
ブッキング<BKNG> 1808.56(-14.23 -0.78%)
エクスペディア<EXPE> 95.86(-1.41 -1.45%)
シュルンベルジェ<SLB> 52.15(+1.74 +3.45%)

アリババ<BABA> 63.15(-9.03 -12.51%)
テンセント<TCEHY> 25.68(-4.24 -14.17%)
百度(バイドゥ)<BIDU> 79.75(-11.48 -12.58%)
ビリビリ<BILI> 9.19(-1.86 -16.83%)
JDドットコム<JD> 36.66(-5.49 -13.02%)

アップル<AAPL> 149.45(+2.18 +1.48%)
マイクロソフト<MSFT> 247.25(+5.13 +2.12%)
アマゾン<AMZN> 119.82(+0.50 +0.42%)
アルファベットC<GOOG> 102.97(+1.49 +1.47%)
テスラ<TSLA> 211.25(-3.19 -1.49%)
メタ・プラットフォームズ<META> 129.72(-0.29 -0.22%)
AMD<AMD> 58.70(-0.12 -0.20%)
エヌビディア<NVDA> 125.99(+1.33 +1.07%)
ツイッター<TWTR> 51.52(+1.63 +3.27%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

ヒロセ通商 58

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 107
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 95
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 98
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます