エア・テストが決算受け大幅高 炭化ケイ素半導体の需要増が奏功=米国株個別
半導体検査システムを手掛けるエア・テスト・システムズ<AEHR>が大幅高。前日引け後に6-8月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。電気自動車(EV)用の炭化ケイ素半導体の需要増により、生産能力増強の必要性が生じているという。
同社のエリクソンCEOは、「われわれは、現在の顧客と将来の顧客との間での成長機会に非常に励まされ、次の3四半期に渡って成長を予想している」と述べた。
同社は通期の売上高を6000万-7000万ドル以上とする従来のガイダンスを再確認した。また、EV向け炭化ケイ素の需要が向こう10年を通じて加速的な増加が予想され、2023年度は売上高よりも受注の方が速く伸びると引き続き見込んでいる。
(6-8月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.02ドル(予想:0.01ドル)
・売上高:1067万ドル(予想:852万ドル)
(NY時間10:30)
エア・テスト<AEHR> 16.56(+2.69 +19.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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