NZ中銀利下げはこれで最後になる可能性、26年第2四半期平均OCRを2.20%と予測
NZ中銀利下げはこれで最後になる可能性、26年第2四半期平均OCRを2.20%と予測
NZ中銀は予想通り金利を25bp引き下げたがNZドルは急伸している。市場はNZ中銀の利下げは今回で終了する可能性があると見てるようだ。
中銀予測によると来年さらに25bpの利下げの可能性があるものの、2026年第2四半期の平均OCRを2.20%と予測している。追加利下げが正当化されるにはインフレが大きく低下するなど状況が急変する必要がある。
インフレは来年半ばまでに約2%まで低下する見込み。経済指標は回復しつつあり2026年にかけて経済活動は力強くなることが見込まれる。
家計と企業の慎重姿勢が強まれば経済回復ペースは鈍化する可能性がある一方で、国内需要が低金利に反応しやすくなると、予想よりも回復が早く力強くなる可能性もある。
コアインフレと非貿易財インフレの両方が引き続き低下している。家計インフレ期待は低下しているものの近年と比較すると依然として高い水準にある。
執筆者 : MINKABU PRESS
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