オラクルが続落 アナリストが投資判断を「中立」でカバレッジ開始=米国株個別
オラクル<ORCL>が続落。同社は今週、6-8月期決算(第1四半期)を発表していたが、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回っていた。ただ、同社の重点分野であるクラウドの売上高は45%増の36億ドルに達したとも発表している。
きょうはアナリストが投資判断を「中立」、目標株価を72ドルでカバレッジを開始したと伝わった。機会とリスクのバランスを考慮すると、中期的に大きな再評価は期待できないという。
同社のデータベース管理システムの顧客の85%がまだオンプレミスを使用していると推定しており、同社が競合他社にビジネスを奪われていないことを示唆している。しかし、オラクルの顧客にとって、クラウドへの移行決定はプロセスが複雑で、延長される可能性が高いという。
(NY時間13:41)
オラクル<ORCL> 72.45(-3.59 -4.72%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。