米10年債利回りは低下 逆イールドは更に拡大=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:41)
2年債 3.205(-0.020)
10年債 2.748(-0.079)
30年債 2.976(-0.090)
期待インフレ率 2.472(-0.003)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。先週末の米雇用統計が強い内容となったことで、市場ではFRBの積極利上げへの期待が高まっている。9月も0.75%ポイントの利上げが有力視され始めており、確率は70%程度に上っている状況。しかし、リセッション(景気後退)への警戒感は根強く、利回りは低下している。
今週は米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、その内容を見極めたい雰囲気も出ていた。
2-10年債の利回り格差は-46(前営業日:-40)と逆イールドは更に拡大している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。