エネルギー株は最近の調整で再び魅力的にとの声も=米国株個別
きょうは原油相場が下落しており、明日から中心限月となるWTIの9月限は一時98ドル台に下落している。この動きを受けてエネルギー株も軟調な動きが見られているが、アナリストからは、エネルギー株は最近の調整で再び魅力的に見えるとの指摘も出ている。シェブロン<CVX>の投資判断を「買い」に引き上げた。
原油下落に連れ安して最近のエネルギー株は調整モードに入っているが、世界経済の見通しに対するリスクの高まりは、防衛的なエクスポージャーの必要性を強調しており、エネルギー株はこれまで同様に防衛力を提供するのに適していると指摘している。
シェブロンについては、セクター内で最も負債への依存度が低く、自社株買いへの明確な見通しも持っていることから、ガイダンスが再び上方修正される可能性があるという。
なお、シェブロン株は小幅高で推移。
(NY時間10:39)
エクソンモービル<XOM> 88.17(-0.10 -0.11%)
シェブロン<CVX> 145.01(+0.40 +0.28%)
シュルンベルジェ<SLB> 33.76(-0.46 -1.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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