英保守党党首選 第1回目の議員投票ではスナク前財務相がトップ=NY為替
NY時間の終盤に入ってポンド円は163円台半ばでの推移となっている。この日の米消費者物価指数(CPI)を受けてドル買いが強まり、ドル円も買いを強めたことで、ポンド円も一時164円台に上昇する場面が見られた。本日の21日線は164円台半ばに来ているが、その水準よりも下での推移が続いている。
ポンドへの影響はいまのところ限定的だが、英保守党党首選が行われており、第1回投票はスナク前財務相が88票を集めトップとなった。2位はモーダント通商政策担当相で67票、トラス外相が50票でそのあとに続いた。一方、得票数が最低または30票に満たなかったザハウィ財務相とハント元外相はふるい落とされた。
ただ、議員投票で候補者が2人に絞られた後の決選投票で投票権を持つ一般党員の最新の世論調査では、スナク氏は決選投票の相手がモーダント氏でもトラス氏でも勝てないことが示唆されている。
GBP/JPY 163.54 USD/JPY 137.26 GBP/USD 1.1914
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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