続伸、好調な米雇用統計で供給ひっ迫懸念=NY原油概況
NY原油先物8 月限(WTI)(終値)
1バレル=104.79(+2.06 +2.01%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。安倍元首相の銃撃を背景としたリスク回避の動きを受けて戻りを売られた。しかし、好調な米雇用統計を受けて景気後退(リセッション)に対する懸念が後退すると、株高・ドル安に振れ、原油に押し目買いが入って堅調となった。ロシアの裁判所がカザフスタンと黒海沿岸を結ぶ「カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)」に30日間の操業停止命令を出し、供給ひっ迫懸念が強いことも支援要因になった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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