反発、足元の需給ひっ迫感やガソリン・欧米の株高が支援=NY原油概況
NY原油先物8 月限(WTI)(終値)
1バレル=107.62(+3.35 +3.21%)
時間外取引から買い優勢となった。来年、米国が景気後退(リセッション)に陥るとの見方が増えるなど、世界経済への不安から需要減少が警戒されるが、足元の需給ひっ迫感を背景に期近から上昇。ガソリン先物価格の上昇や欧米の株高にも支援され、日中取引で上げ幅を拡大し、期近8月限は一時108ドル台まで上げ幅を拡大した。100ドル割れの不安が後退したことでテクニカル面からも支援された。高値を離れ、108ドル台は維持できなかったが、3ドルを超える上げ幅を維持して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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