反発、先週の急落を受けて買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=109.52(+1.53 +1.42%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.09~1.53ドル高、その他の限月は0.43ドル安~1.56ドル高。
先週末の急落を受けて買い戻しが優勢だった。夏場の季節的な需要拡大によって、低迷するガソリン消費が浮上すると期待されている。バイデン米政権は1ガロン=18.4セントの連邦ガソリン税の一時停止を検討しており、消費を支援する見通し。今週の米週間石油在庫統計でもガソリン在庫の取り崩しが続くと想定されている。
時間外取引で8月限は買い戻しが優勢で、通常取引序盤には111.16ドルまで上げた。ただ、その後は上げ幅を削った。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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