反発、米経済指標を受けて景気見通しが悪化=NY金概況
NY金先物8月限(COMEX)(終値)
1オンス=1875.5(+22.7 +1.26%)
金8月限は反発。5月の米消費者物価指数(CPI)が前年比+8.6%まで加速し、1981年12月以来の高水準を更新したことでドル買いが強まり、ドルの代替資産である金は売りに押される場面はあったが、下げ一服後は上げに転じた。インフレ率のピークアウトを想定する声が増えているなかでもインフレ高進が続き、米消費者心理が悪化していることが安全資産やインフレヘッジである金の需要を高めた。6月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値は50.2まで一段と低下し、過去最低水準を塗り替えた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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