FRBは中間選挙前後で利上げを一時停止との見方も=米国株
NY株式6日(NY時間15:08)
ダウ平均 32874.81(-24.89 -0.08%)
ナスダック 12041.03(+28.30 +0.24%)
CME日経平均先物 28035(大証終比:+125 +0.45%)
NY時間の終盤に入ってダウ平均は前日付近での推移となっている。きょうは中国政府がロックダウンを緩和させたことでサプライチェーンへの懸念が緩和され、米株式市場も買い先行で始まった。ダウ平均も一時335ドル高まで上昇していたが、序盤の上げを失っている。
米10年債利回りが節目の3%上回っており、利回り上昇に敏感なIT・ハイテク株など成長株に戻り売りが強まっている。先週末に発表された米雇用統計が強い内容となり、FRBの積極利上げ観測を追認する内容となった。市場の一部からは、FRBはリセッション(景気後退)に陥ることなく、積極利上げを遂行できるのではとの期待も出ているものの、成長株には重石となっている模様。
そのFRBの利上げだが、市場の一部からは、11月の米中間選挙の1週間前に開催されるFOMCで、FRBは利上げを一時停止するとの見方が出ている。FRBは6月、7月そして、9月にも0.50%ポイントの大幅利上げを実施すると見込んでいるが、11月にもそれを行うと、バイデン政権の壊滅に繋がり、パウエル議長はイエレン財務長官から利上げを実施しないよう警告される可能性が高いという。米中間選挙はFRBが積極利上げを一時停止して効果を見極める良い口実になるはずだという。
アップル<AAPL> 145.37(-0.02 -0.01%)
マイクロソフト<MSFT> 268.34(-1.69 -0.62%)
アマゾン<AMZN> 125.00(+2.65 +2.17%)
アルファベットC<GOOG> 2340.18(+48.90 +2.13%)
テスラ<TSLA> 712.32(+8.77 +1.25%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 194.08(+3.30 +1.73%)
AMD<AMD> 105.02(-1.28 -1.20%)
エヌビディア<NVDA> 187.33(+0.13 +0.07%)
ツイッター<TWTR> 39.49(-0.68 -1.68%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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