ダウ平均は失速 米国債利回り上昇が成長株を圧迫＝米国株

NY株式6日（NY時間12:25）
ダウ平均　　　32919.19（+19.49　+0.06%）
ナスダック　　　12034.64（+21.91　+0.18%）
CME日経平均先物　27945（大証終比：+35　+0.13%）

　ＮＹ時間の昼に入って米株式市場は戻り売りが強まっており、ダウ平均は失速している。ダウ平均は一時３３５ドル高まで上昇していたが、序盤の上げを失っている格好。

　米１０年債利回りが節目の３％を上回って来ており、利回り上昇に敏感なＩＴ・ハイテク株など成長株に戻り売りが強まっている模様。先週末に発表された米雇用統計が強い内容となり、ＦＲＢの積極利上げ観測を追認する内容となっている。市場の一部からは、ＦＲＢはリセッション（景気後退）に陥ることなく、積極利上げを遂行できるのではとの期待も出ているものの、成長株には重石となっている模様。

アップル＜AAPL＞　145.78（+0.40　+0.27%）
マイクロソフト＜MSFT＞　269.16（-0.86　-0.32%）
アマゾン＜AMZN＞　124.57（+2.22　+1.81%）
アルファベットC＜GOOG＞　2341.20（+49.92　+2.18%）
テスラ＜TSLA＞　706.97（+3.42　+0.49%）
メタ・プラットフォームズ＜FB＞　189.16（-1.62　-0.85%）
ＡＭＤ＜AMD＞　104.79（-1.51　-1.42%）
エヌビディア＜NVDA＞　186.98（-0.23　-0.12%）
ツイッター＜TWTR＞　39.41（-0.75　-1.87%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美