ラガルド総裁が7月、9月の2回の通常利上げ示唆もタカ派な理事からは不満も=NY為替

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 きょうのユーロドルは買い戻しが強まっており、一時1.0690ドル付近まで買い戻される場面が見られた。きょうの上げで21日線を上放れる動きが出ており、本格的なリバウンド相場になるか明日以降の動きが注目される。

 きょうの上げはECBのブログに投稿されたラガルドECB総裁の発言が買い手掛かりとなっている。総裁は「資産購入プログラム(APP)での純購入は7-9月(第3四半期)の非常に早い段階で終わると考えている。これにより、フォワードガイダンスに沿って7月の理事会で金利を引き上げることが可能になる。現在の見通しに基づくと、7ー9月期末までにマイナス金利を脱却できる可能性が高い」と述べた。7月と9月の理事会で0.25%ずつ金利を引き上げ、現在マイナス0.50%の中銀預金金利をゼロまで戻す計画を示唆した格好。

 しかし、タカ派なECB理事の間からは総裁の計画に不満も出ているようだ。ブルームバーグが関係者の話として伝えたところによると、0.25%ずつの2回の利上げは、より迅速な利上げの選択肢を残しておきたい理事を苛立たせているという。今回の総裁のブログ投稿は0.50%ポイントの大幅引き上げを事実上排除する内容であり、タカ派的な理事はそれを不快に思っていると伝えた。

EUR/USD 1.0687 EUR/JPY 136.55 EUR/GBP 0.8493

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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