続伸、ウクライナ軍がロシアの民間施設の攻撃を開始=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=106.95(+2.70 +2.59%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.59~2.70ドル高。その他の限月は1.07ドル安~2.55ドル高。
ウクライナ軍がロシアの民間施設の攻撃を開始したことが相場を押し上げた。ウクライナ軍はウクライナ首都キーウの北西に位置するロシアのブリャンスク州クリモヴォを空爆した。ロシア政府が非難している。プーチン露大統領はウクライナがロシアを攻撃した場合、キーウを再攻撃すると警告している。
欧州連合(EU)が段階的なロシア産石油の禁輸に向かっていると伝わったことや、グッドフライデーを含めた連休となることも買い戻しを誘った。
時間外取引で5月限は軟調に推移し、通常取引序盤にかけて102.12ドルまで下落。ただ、その後は買いが優勢となり、107.64ドルまで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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