期近は下落、SPR放出の弱気のインパクト続く=NY原油概況
NY原油先物5 月限(WTI)(終値)
1バレル=99.27(-1.01 -1.01%)
ニューヨーク原油はまちまち。期近3本は続落。
期近は前日明らかにされた米国の戦略石油備蓄(SPR)放出発表の弱気のインパクトがこの日も続いた。この日オンラインで開催された国際エネルギー機関(IEA)の臨時閣僚会議では米国に続いて各国の石油備蓄を協調放出することで合意したことも圧迫要因。ただ放出する量はまだ決定せず今後調整して行くことなった。
前日の安値を割り込んだ事でチャート面から売り圧力も強まったが、週末の利食いの買い戻しも入りやすくなり、安値からはかなり下げ幅を縮小して、期近3本以外はプラス引け。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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