反発、サウジアラムコの火災で地合いを引き締める=NY原油概況
NY原油先物5 月限(WTI)(終値)
1バレル=113.90(+1.56 +1.39%)
ニューヨーク原油は反発。欧州連合(EU)がロシアからのエネルギーの禁輸で合意できなかったことや、ロシアとカザフスタンを結ぶパイプライン経由の原油輸出が一部再開したことが圧迫要因になった。ただEUが天然ガス供給の40%をロシアに依存していることから、米英が欧州への液化天然ガス(LNG)の供給拡大に向けて協議し、米国が供給を増加させることで合意した。一方、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの施設で火災が発生したことをきっかけに地合いを引き締めた。イエメンの親イラン武装組織フーシ派がミサイルで攻撃した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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