ゼネラル・ミルズが決算受け上昇 ガイダンスを上方修正=米国株個別
加工食品のゼネラル・ミルズ<GIS>が上昇。12-2月期決算(第3四半期)を発表しており、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、1株利益のほか、中核売上高も上方修正している。
今回のガイダンスの更新は、同社がサプライチェーンの逆風を乗り越え、コスト上昇を消費者に転嫁できていることを示している。さらに、在宅勤務の増加、ペットの増加、パンや料理への感謝の気持ちなど、パンデミックがもたらした消費者の行動変化が、長期的な需要拡大をもたらすと予想している。同社のハーメニングCEOは声明で「第4四半期は値上げ実現が加速し、力強い成長が期待できる」と述べた。
(12-2月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.84ドル(予想:0.78ドル)
・売上高:45.4億ドル(予想:45.5億ドル)
北米:28.1億ドル(予想:27.5億ドル)
ペットフード:5.68億ドル(予想:5.56億ドル)
・中核売上高:4%(予想:2.9%)
・粗利益率(調整後):31.4%(予想:31.2%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0~2%(従来:-2~1%)
・中核事業売上高:5%増(従来:4~5%)(予想:4%)
(NY時間13:26)
ゼネラル・ミルズ<GIS> 64.25(+1.57 +2.50%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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