ナイン・エナジーが決算受け73%急伸 好決算を機に投機筋の買いか=米国株個別
油田サービスのナイン・エナジー・サービス<NINE>が73%急伸。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。同社のフォックスCEOは声明で「第4四半期の売上高が予想を上回ったのはセメンティングと完成の両方のツールが好調で、いずれも今期の市場の推進力を上回ったためだ」と語った。
ただ、予想を上回る決算だったとはいえ、反応が強過ぎるように思われる。バイデン大統領が本日中にロシア産原油の禁輸措置を発表するとも伝わっており、原油が急騰している。その状況下で、低位株でもあり、好決算を機に投機筋の買いが集まっているのかもしれない。
※セメンティング
井戸の掘削後の保護鋼管の外側または内側にセメントを放置する作業
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.52ドル(予想:-0.56ドル)
・売上高:1.05億ドル(予想:0.79億ドル)
・EBITDA(調整後):456万ドル(予想:200万ドル)
(NY時間10:24)
ナイン・エナジー<NINE> 6.23(+2.64 +73.54%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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