エンフェーズが決算受け上昇 予想上回る売上高見通しを示す=米国株個別
太陽光発電のエンフェーズ・エナジー<ENPH>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第1四半期のガイダンスも公表しており、予想を上回る売上高見通しを示している。
同社は地域の需要に対応するため、年末までに欧州で最初の製造工場を設立する予定だと発表した。同社のコーザンダラマンCEOは「新施設では四半期あたり最大75万台のマイクロインバータの生産が可能となる」と述べた。サプライチェーン問題へ対処として、顧客の近くで製造することで空輸を制限し、遅延も回避できるとしている。具体的な場所については明らかにしなかった。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.76ドル(予想:0.61ドル)
・売上高:4.13億ドル(予想:4.02億ドル)
・粗利益率(調整後):40.2%(予想:39.9%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:4.20~4.40億ドル(予想:4.09億ドル)
・粗利益率(調整後):38.0~41.0%(予想:39.6%)
(NY時間10:24)
エンフェーズ<ENPH> 157.95(+13.45 +9.31%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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