インテルが逆行高 CESで新製品発表=米国株個別
きょうの米株式市場はIT・ハイテク株への利益確定売りが強まっているが、インテル<INTC>は逆行高を演じている。きょうから米ラスベガスで世界最大のテクノロジー見本市「CES2022」が開催されているが、同社はプロセッサーやグラフィック用チップの新製品を発表している。
高性能ノートPC向けの第12世代コアプロセッサ(開発コード:Alder・ Lake)の発表を受けてアナリストからは、同製品の力強いベンチマークに励まされており、同社のイノベーションは改善したと考えているとのコメントが聞かれた。
同社はまた、新グラフィックカード「ARCアルキミスト・ディスクリート」の発売を正式に発表。今後の焦点はゲーム用チップ(GPUs)の分野で、エヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>と並び、競争力のあるポジションを確立できるかが注目とのコメントも聞かれた。
(NY時間13:35)
インテル<INTC> 54.74(+1.60 +3.01%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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