フューエルセルが反発 アナリストからの投資判断引き上げも=米国株個別
燃料電池による発電所開発を手掛けるフューエルセル・エナジー<FCEL>が反発。前日は8-10月期決算(第4四半期)で1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も予想を大きく下回ったことで売りが強まっていた。しかし、きょうは反転している。決算は複数のプロジェクトの減損処理が最終利益を圧迫した。
ただ、今回の決算を受けて投資判断を「中立」に引き上げ、目標株価も従来の4ドルから5ドルに引き上げたアナリストもいる。決算は最悪だったが、同社株の下げは終焉に接近しているという。製品見通しも改善されており、ここからは売上高の見通しが上方修正される可能性が高いと指摘した。
(NY時間09:38)
フューエルセル<FCEL> 5.31(+0.20 +3.82%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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