フューエルセルが大幅安 1株損益の赤字が予想以上に膨らむ=米国株個別
燃料電池による発電所開発を手掛けるフューエルセル・エナジー<FCEL>が大幅安。8-10月期決算(第4四半期)を発表しており、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も予想を大きく下回った。
損失が予想以上に膨らんだことに対する同社の説明では、トヨタ自動車<7203>と共同開発の水素発電施設「Tri-Gen」に関連した減損費用が280万ドル、開発を中止している2つのプロジェクトの開発コストが180万ドル、トライアングル・ストリート・プロジェクト関連のコストが40万ドル計上したほか、将来のモジュール交換に関連した見積の調整により、約260万ドルのコストが発生したと説明している。
(8-10月月・第4四半期)
・1株損益:-0.07ドル(予想:-0.02ドル)
・売上高:1390万ドル(予想:2180万ドル)
・EBITDA(調整後):-1190万ドル(予想:-594万ドル)
・当座資産:4.32億ドル
(NY時間14:53)
フューエルセル<FCEL> 5.15(-0.73 -12.35%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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