矛盾をはらんだ展開、株高もドル高と円高が優勢=ロンドン為替概況

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矛盾をはらんだ展開、株高もドル高と円高が優勢=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、矛盾をはらんだ展開になっている。欧州株が上昇、米株先物も時間外取引でナスダック主導で上昇している。NY原油先物は71ドル台後半へとこの日の安値から2ドル超の大幅高となっている。オミクロン株の重症例が少ないことが市場に安心感を広げているようだ。一方で、為替市場ではロンドン朝方には円安・ドル安と東京市場からの延長線上の動きがみられ、ドル円は113.74レベル、ユーロ円は128.47レベル、ユーロドルは1.1298レベルまで高値を伸ばした。しかし、ロンドン勢が本格参加するとドル円、クロス円が反落するとともに、ドル買いの動きがみられている。ドル円は113.50付近、ユーロ円は127.70付近、ユーロドルは1.1250台へと下落。ポンド相場も売りに転じている。そのなかで、豪ドル/ドルやドルカナダなど資源国通貨ではドル売りが継続。対円でも高値水準を維持している。米10年債利回りは1.455%付近まで上昇したあとは、1.43%台へと低下。まちまちな値動きとなっている。北京五輪をめぐる米中の対立、ウクライナ情勢をめぐる米露の対立など地政学リスクも表面化しており、リスク動向には不安定な面も内包されているようだ。

 ドル円は113円台半ばでの取引。ロンドン朝方には113.74レベルまで高値を伸ばしたが、その後は上値が重い展開。足元では113.50割れ水準まで反落しており、東京市場での上昇を戻している。米10年債利回りの上下動に比較的素直に反応している。1.455%付近に上昇したあとは、1.43%台へと低下している。

 ユーロドルは1.12台半ばでの取引。朝方に1.1298レベルまで買われたあとは売りに押されている。足元では1.1250付近へと安値を広げてきている。ユーロ円も軟調。朝方につけた128.47レベルを高値に売りに転じている。足元では安値を127.70付近へと広げてきている。対ポンドでは売買が交錯も、やや上値重く推移している。独鉱工業生産や独ZEW景況感指数はいずれも事前予想を上回ったが、反応薄だった。

 ポンドドルは1.32台半ばでの取引。ユーロドルとほぼ同様の値動き。1.3289レベルまで高値を伸ばしたが、ロンドン勢の参加とともに売りに転じている。足元では安値を1.3240台へと広げている。ポンド円も上下動。151.13レベルの高値を付けた後は売りに押され、安値を150.30付近に広げる動き。ユーロポンドは0.85付近での揉み合いのなかで、ややポンド買いが優勢。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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