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前日の大幅振幅のあとで、方向性に欠ける動き ドル円113円台で=ロンドン為替概況

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前日の大幅振幅のあとで、方向性に欠ける動き ドル円113円台で=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、売買が交錯。前日のオミクロン株やパウエルFRB議長議会証言を受けた荒っぽい値動きのあとで、方向性に欠ける動きになっている。ドル円は朝方に113.63レベルまで買われたあとは、113.30近辺まで反落。その後はレンジ揉み合いが続いている。ユーロドルは序盤に1.1360レベルまで買われたあと、1.1303レベルまで反落。その後は1.13台前半で売買交錯。ポンドドルは朝方に1.3332レベルまで高値を伸ばしたあと、1.3276レベルまで反落も、その後は1.33台を回復している。米10年債利回りが1.45%台から1.50%付近で上下動しており、ドル指数は前日終値を挟んでの上下動が続いている。クロス円は上昇一服。ロンドン時間には上値が重く、ユーロ円は128円台前半、ポンド円は150円台後半まで押し戻される場面があった。ただ、欧州株や米株先物は前日の下げから反発、NY原油先物も69ドル台を回復するなどリスク警戒の動きは一服している。OECD経済見通しでは世界成長予想が小幅に引き下げられた。オミクロン株については一段のインフレや供給制約への影響が警戒されていた。このあと再びパウエルFRB議長の議会証言が行われる。米経済統計はADP雇用統計とISM製造業景況指数が発表される。

 ドル円は113円台前半での取引。朝方に113.63レベルまで上昇も、その後は113.30近辺まで押し戻される場面があった。前日NY市場での大幅な振幅のあとで、きょうは目立った方向性を示していない。欧州株や米株先物は反発しており、リスク警戒感は一服している。米ADP雇用統計、ISM製造業景況指数、再度のパウエルFRB議長の議会証言などの結果を見極めたいとのムードが広がっている。

 ユーロドルは1.13台前半での取引。一時1.1360レベルまで買われたが、すぐに1.1303レベルまで押し下げられた。その後はレンジ内での揉み合いが続いている。ユーロ円は東京市場からの買いの流れを受けて朝方に128.79レベルまで高値を伸ばした。しかし、ロンドン時間には上値が重くなっており、一時128.30近辺まで反落。欧州株の反発も円売りの動きには調整が入っている。対ポンドではユーロ買いが先行したが、すぐに売り戻されている。11月ユーロ圏製造業PMI確報値は58.4と速報値58.6から小幅に下方修正された。

 ポンドドルは1.33台前半での取引。朝方に1.3332レベルまで買われたあとは、1.3276レベルまで反落。その後は再び1.33台に戻しての揉み合いに。ポンド円は151.44レベルまで高値を伸ばしたあとは、ユーロ円と同様に上昇一服。一時150.60台まで反落する場面があった。ユーロポンドは0.8520台まで買われたあとはすぐに売り戻しが入り、一時0.85台割れへと反落。11月英ネーションワイド住宅価格は予想以上の上昇となった。前年比は+10.0%だった。11月英製造業PMI確報値は58.1と速報値58.2からわずかに下方修正された。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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