アメックスが決算受け上昇 カード支出が第3四半期としては過去最高=ダウ採用銘柄
アメックス<APX>が上昇しておりダウ平均をサポート。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回り、営業収益も25%伸び予想を上回った。
カード支出の指標であるビルド・ビジネス(billed Business)は衣料品、電子機器、住宅修繕などの商品とサービスの購入の増加により、第3四半期としては過去最高の2800億ドルに達した。前年比で約18%増加したが、パンデミック前の2019年同四半期と比較しても19%伸びている。
同社のキャンベルCFOはインタビューで、「成長の勢いは消費者や中小企業による商品やサービスへの堅調な支出によって支えられている。特にミレニアル世代とZ世代のカード会員によって支えられている」と述べた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:2.27ドル(予想:1.77ドル)
・営業収益:109.3億ドル(予想:105.4億ドル)
・貸倒引当金戻入額:1.91億ドル(予想:1.53億ドル)
・総費用:86.7億ドル(予想:84.5億ドル)
・実効税率:25.5%(予想:23.2%)
(NY時間09:46)
アメックス<AXP> 185.55(+8.08 +4.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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